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​時間を気にして置きに行くシナリオを書かないで!

例年5分程度の短編用のシナリオを、ということで募集していました。

20年前、塾の始まりの頃は短編だと書いてあっても1時間ドラマかと思う程の長編や、どうやって表現するのだろう、と思うような内容のシナリオも多くありました。

(とはいえ募集要項には従ってくださいね)

近年、初めて参加する塾生も含め、撮影期間の中でそつなく撮れるように書いてあるな、と思うような応募も多くなりました。長く書けばいいわけではありませんが、何より描きたいという溢れんばかりの内容、“熱”も重要です。撮影は、頭で考えているように行かないことばかりですが、知恵を絞れば何行もあったト書きが1カットで表現できたり、或いは描き方によっては1行のト書きが何分にもなったりと、ページ数だけではわかりません。

今回少しだけ募集の脚本ページ数を増やした理由は、3日間の撮影期間をフルに使い、撮影素材を編集する段階で磨いて欲しいから。完成予定時間を超えているところからが勝負です。撮影時間を半日も余らせて帰ってくるチームが増えていることから、20周年を迎えた映画塾は原点に返り、撮りたい、というエネルギーが溢れているシナリオを期待しています。今年はガイダンスから飛ばしていきます。20周年目に何かが起こる!?

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しまね映画塾 塾長
​錦織良成(映画監督)

 

シナリオ募集要項

応募上限 1人2作品まで

参加費 撮影WS参加費の中に含まれています。

募集内容 
10分程度の短編映画を想定した未発表のオリジナル作品に限ります。
②作品のテーマ及びジャンルは自由です。(ドラマ、コメディ、ホラー、時代劇等何でもOK)
③物語の設定は自由ですが、撮影地は原則松江市玉湯町内に限定します。
④枚数は、右記指定の書式で表紙1枚・
本文7枚以上12枚以下といたします。

書式 以下記載の「シナリオの書き方」を参照してください。

①A4サイズを横長に使用し、20字×20行、タテ書き。手書き・ワープロどちらでもかまいません。

②表紙最初に【しまね映画塾2022応募作品】と明記し、タイトル・登場人物表・企画意図(物語を書いた動機や、伝えたいメッセージなど)をお書きください。

③別紙に、氏名・ペンネーム(希望者のみ)・電話番号を記載し、原稿と同封してください。

 

※シナリオ集に作者の氏名は記載されません。

応募方法 郵送もしくはメール
【郵送宛先】

〒690-0887 松江市殿町158番地 島根県民会館内

しまね映画祭実行委員会「映画塾」係

【メール】

表紙・本文・別紙をPDFデータにして下記までお送りください。

E-mail:shimane-eigasai@cul-shimane.jp

応募締切 7月10日(日)必着

注意事項 

①応募原稿は返却いたしませんので、必要な方は予めコピーをおとりください。

②選考結果に関するお問い合わせ、質問には応じかねます。

③塾生製作作品として選ばれたシナリオの映像化権および完成した映像作品の上映権は、

「しまね映画祭2022完成作品発表上映会」が終了するまでの期間、しまね映画塾主催者が所有します。

④完成した映像作品は、上映会・テレビによる発表や、ウェブ上での公開を行います。

 また、国内外の映画祭へ出品する場合があります。

シナリオ選考
応募シナリオ全作品を冊子にまとめ、塾生と関係者に配布し、映画化して欲しい作品に対して投票を行います。その後、投票結果をもとに作品のオリジナリティや地域色などを総合的に主催者が審査し、塾生映画化作品を決定します。

選考結果発表 8月上旬頃
※結果にかかわらず応募者全員に郵送でお知らせします。

シナリオの書き方

下記の様式や募集内容を守っていないシナリオ・読みやすい字で書かれていないシナリオは受付できません!​必ず守って下さい。

▼シナリオ書式(サンプル)

用紙・文章

用紙はA4ヨコ・文章はタテ書きです!(パソコン・手書き問わず)

枚数・構成

ページ数は表紙が1枚、作品本編部分が7枚以上12枚以下の合計13枚以内です!

1ページの行数と文字は、必ず20行×20字の400文字で統一してください。

★パソコンの場合

ページの設定を20行×20字に設定してください。

20行

用紙はA4ヨコ

20字

★手書きの場合

A4の400字詰め原稿用紙を使用し、くっきりとした読みやすい文字で書いてください。

文章はタテ書き

表紙の書き方

表紙も20行×20字様式です。

【企画意図】

物語を書いた動機や、作品を通して伝えたいメッセージなどを書いてください。

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【タイトル】

【登場人物表】

主要な登場人物・年齢などを書き出します。

基本的なシナリオの書き方

シナリオは場所を指定する柱、動作などを示すト書き、役者がしゃべるセリフで構成する。

②【ト書き】

柱の次の行から、上を数マスあけてト書きを書く。ト書きでは、情景描写と人物の動作を示す。情景描写と人物の動作の間は改行する。

③【セリフ】

ト書きのあとにセリフがくる。行頭に誰のセリフなのか名前を入れ、その下に「 」でセリフを書く。

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①【柱】

まず最初に柱。そのシーンが行われる場所を書く。これはカメラを置く場所になるので、具体的に書くようにする。その下に( )をつけて朝夕夜を書く、昼は書かない。

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